【3ステップ】人事評価制度の作り方
【3ステップ】人事評価制度の作り方


●3ステップで人事評価制度を作ってみよう!

人事評価制度の構築というと「なんか大変そうだな…」と思われる方も多いと思います。

でも、人事評価制度は、コンサルタントに依頼しなくても構築することができます。

また、仮に自社で構築しないにしても、その作り方や考え方を知っておくことは、組織を動かす上でとても役立ちます。


そこで今回は、

「3ステップで人事評価制度を作ってみよう!」

というテーマでお伝えしていきます。


●STEP1 『職種等級別基準表』の作成


人事評価制度を構築するにあたり、まずは、

・営業、商品開発など「職種」

・部長、課長、係長など「等級(階層)」

の区分を設定します。


そして、設定した区分ごとに、

・どんな業務を期待するのか?

・どの程度のレベルまで期待するのか?

を検討していきます。


併せて、次の等級へ昇格するための要件も決めておくと、社員も「何をどれだけ頑張ればいいか」がわかりやすくなります。


この際、社員から見て、

「この会社で成長していくことが魅力的だと思えるか?」

がポイントになります。


●STEP2 『人事評価シート』の作成

 
次に、職種・等級別に人事評価シートを作成します。


基本的には、評価項目と評価点の内容の検討となります。


例えば、

・評価項目:
  売上の増加

・評価点:
  1点 → 前年比100%未満
  2点 → 前年比100%以上105%未満
  3点 → 前年比105%以上

といった感じです。


評価項目については何個でも構いませんが、5〜10個ぐらいまでの方が運用しやすいかと思います。

職種ごとに共通した項目設定個人ごとにバラバラの項目設定など様々なパターンが考えられます。 


慣れてくると、項目ごとにウエイトを変えていくということももちろん可能です。


さらに、自己評価、最終(上司)評価コメント欄などもあるとコミュニケーションが取れますね。


同時に、評価期間や処遇への反映時期も考えておきましょう。


最大のポイントは、

「評価項目は、自社のビジョンを起点に考える」

ことです。


もちろん、個々の社員の頑張りが社員自身の給与や待遇に反映されることは大切ですが、その頑張りはあくまで自社のビジョンや目標と連動していなければ会社の存続・発展につながりません。

現状でビジョンが明確でない場合は、ぜひ、ビジョンを明確にすることから始めましょう。


●STEP3 『基本給与表・賞与表』の作成

 
そして、人事評価を賃金に反映させるための、給与と賞与の仕組みを考えます。

給与表をはじめて作成する場合は、STEP1で決めた職種・等級別に初任給と昇給幅を決めて一覧表を作りましょう。

また、高卒・短大卒・大卒等によって初任給を変える場合は、それぞれのスタート額も決めておきましょう。


そして、評価点数に応じた給与の改定基準を決めます。

例えば、評価点が30点満点の場合なら、

・評価点:
 25点以上 → +4号
 20点以上 25点未満 → +3号
 20点未満 → 改定なし

といった感じです。


また、賞与についても、例えば、

・基本給×1 

を全社員共通の基本賞与とし、残りを個人ごとの評価に応じて、

・評価点:
 25点以上 → 基本給×1.2
 20点以上25点未満 → 基本給×1.1
 20点未満 → 基本給×0.8

といった具合に評価に応じて配分することも可能です。

そもそもの給与や賞与の水準は、企業の業績や方針、地域状況を考慮して検討してみてください。


 
以上、ざっくりとですが、人事評価制度の作り方について書いてみました。


自社独自の人事評価制度の構築、挑戦してみてくださいね。



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