●社員のやる気が及ぼす影響
社員のやる気が高いか低いかは、事業の業績や成果に直結します。
なぜなら、やる気の高い社員の多い職場では、「職場に活気」があり「意見や情報の交換」が行われ「質の高い行動の量」が増えるからです。
一方、
やる気の低い社員の多い職場の場合は、
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・職場に重たい空気が漂っている…
・必要な情報が伝わってこない…
・注意されるまで行動しない…
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といったことが起こりやすくなり、その結果、事業運営に支障をきたしてしまうことも起こり得ます。
そうした状態を避けて、
社員がイキイキと働くことで
会社の業績も良くなっていく
という環境を実現していくためには、経営サイドからの積極的な「やる気を引き出す取り組み」が必要になります。
●職場でのやる気を引き出す取り組み
「やる気を引き出す取り組み」と言えば、人事評価制度の導入や社員研修の実施などが一般的です。
確かに、
社員のやる気は社員自身の問題だからと放置する
命令や強制で無理矢理やる気を出させようとする
よりは、人事評価や社員研修の導入に取り組んだ方が、社員のやる気を高められる可能性は高まります。
しかし現実には、こうした制度を導入するだけでは社員のやる気を引き出すことは難しく、いざ導入してみた後はというと、ただ何となく運用を続けているというケースも少なくありません。
それどころか、いつの間にかその制度自体が社員に不満や反感を抱かせたり、やる気を下げたりする原因になってしまっていることさえあります。
●そもそも「やる気」とは?
やる気とは、端的に言えば、
行動しようという気持ち |
のことです。
●やる気を高めるポイント
やる気は、いきなり「やりたい!」という気持ちを発生させようとしても、なかなかうまくいきません。
そもそも「やりたくない…」という気持ちで溢れていることが多いからです。
そこで、まずは「やりたくない…」という原因を把握した上で、「やってみようかな!?」という気持ちになることを目指していきましょう。
●「やりたくない…」の原因
「やりたくない…」という原因は、行動の種類や人の性格などによって多数存在します。
しかし、大きく分類すると
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・別にやらなくてもいいんじゃないか…
という 『行動の必要性の強弱の問題』
・やりたいけどやり方が分からない…
という 『成功イメージの有無の問題』
・自分にはできそうにない…
という 『自己肯定感の高低の問題』
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などに集約され、類型はそれほど多くありません。
こうした無意識にやる気にブレーキをかけている「やりたくない原因」を潰していくことが、「やってみようかな⁉」という気持ちになるための第一歩です。
●やる気を高める基本の3ステップ
基本的には、やる気を高めるために以下の3ステップで進めていくと効果的です。
STEP1 | <未来想像> やる気を出したい行動について、その行動を起こした後の理想の未来を想像します |
STEP2 | <行動イメージ> 理想の未来を実現するために、これからの行動を具体的にイメージします |
STEP3 | <一歩決定> 理想の未来を実現するために、まず最初に取り組むことを決めます |
上記のステップを順番に進めていくことで、「やりたくない」から、少しずつ「やってみようかな」という気持ちが積み上がり、自然とやる気が高まりやすくなります。
ただし、これらは基本のステップであり、『仕事に対する』というテーマや、『社員の』という対象の違いを考慮した工夫が必要になります。
●「短時間」でやる気を引き出すために
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