●HRBPとは
HRBPとは
Human Resource Business Partner
の略であり、
「人事領域における経営パートナー」
として、
事業成長に必須の人事
(採用・配置・教育・育成・評価など)
を経営的視点から戦略的に行う
「戦略人事の実現をサポートする役割」
を担います。
●HRBPはなぜ必要?
トラブルの対応や予防を目的とした
従来からの「労務管理」だけでは、
社会の変化に対応していけません。
激しい社会の変化に対応していくためには、
「人材の適切な管理」「組織や風土の構築」
といった基本的な人事部門の役割に加えて、
「人材をビジネスの成果へ繋げる」
という役割が、以前にも増して
人事部門に求められてきています。
●従来の人事との違い
従来の人事の役割は
「人材の適切な管理」の側面が強く、
いかに正確かつ効率的に管理するか?
を中心に考えられていたのに対し、
戦略人事における人事の役割は
「人材をビジネスの成果へ繋げる」ために、
いかに戦略的に経営と現場をつなげるか?
という経営的な視点が強くなります。
●HRBPの具体的な役割
HRBPは、
・経営理念や経営者の思想を理解する
・事業目標を理解した上で社員に伝える
・全体的な視点で職場の問題を把握する
・問題解決に向けて労使双方と調整する
など、
ビジネスの成果に向けて
経営サイドと現場サイドの橋渡しをする
労使の仲介役としての役割を果たします。
よって、HRBPには、
経営的な視点+社員の視点+人事労務の見識
がすべて必要となります。
また、経営全般に関する知見はもとより
社員が相談しやすい関係・環境をつくるための
コミュニケーション力も求められます。
●社内でHRBPを導入する
戦略人事を進めていくために
社内でHRBPを導入する場合には、
1.自社におけるHRBPの役割の明確化
(何を目指して、何を期待するのか?)
↓
2.人材の選定と打診
(誰に、なぜ、やってもらうのか?)
↓
3.HRBPの実践と効果測定
(機能しているか?効果はあるか?)
の順に進めていきます。
●社外HRBPという選択肢
一方、戦略人事を進めていきたいが
いざ社内でHRBPを導入するとなると、
「既存の人事機能から脱却できない…」
「労使の仲介役となれる人材がいない…」
という職場も多いものです。
そうしたお悩みをお持ちの方は、
・既存の人事機能は変えずに
新たに戦略人事を導入できる
・社内の利害関係から独立した
中立的な立場で労使間の調整ができる
・今すぐ労使関係の専門家の知識や
他社の成功事例を参考にできる
”社外HRビジネスパートナー”
の活用をご検討ください。
また、
「一時的に人事担当者が不足している…」
「なかなか理想の人材が見つからない…」
「数カ月間だけ人事機能を強化したい…」
そんな時は、
1か月単位で、不足している
人事機能を丸ごと補填できる
”社外人事”
をご検討頂けますと幸いです。
社外人事サービスの対応業務
作成日:2021/09/16
新しい人事部門の役割と社外HRBPの活用
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