作成日:2020/11/22
ファシリテーターの役割
会議で重要な役割を担うファシリテーターですが、
その中で特に重要な役割は
・引き出すこと
・まとめること
の2つになります。
まず、
“引き出す”
ことについてですが、
これは会議のテーマや議題について
立場の異なる参加者から意見やアイデアを
どんどん発言してもらいます。
その際、良い意見だけを引き出すのではなく、
どんな意見でも引き出せるかということが
ポイントになります。
次に、
引き出したそれぞれの意見やアイデアについて
“まとめる”
ことも重要です。
まとめ方は、
会議の目的や議題によって変わってきますが、
会議の目的を達成できるような形で
様々な意見を集約したり対比したり
しながら整理していきます。
参加者の中には、テーマや議題に対して
認識をしっかりと持てていなかったり
誤って認識していたりということがあります。
そうした参加者の意見が出た際の軌道修正や、
会議の途中で、当初は想定していなかった
テーマについての議論が必要になった場合など
にもファシリテーターは、
“会議本来の目的を常に意識しながら
会議をコントロールしていく“
ことが求められます。
また、ファシリテーターは、
ポジティブな意見だけではなく
ネガティブな意見も積極的に
引き出しましょう。
なせなら、特に職場の会議においては、
ネガティブな意見の中に改善のヒントや
ビジネスチャンスが眠っていたりするからです。
ファシリテーターはそのことをよく理解した上で
中立的な立場で会議をコントロールしていくこと
が求められます。
尚、ファシリテーターの役割は、
引き出してまとめるということにあるので、
ファシリテーター自身がそのテーマについて
専門的な知識や豊富な経験がないと
役割を果たせないかというとそうではありません。
知識や経験がなくても、参加者の知識や経験を
引き出してまとめることができるのであれば、
今すぐファシリテーターになれるのです。
必要なのは、
テーマに関する知識や経験よりも
引き出してまとめるスキル
です。
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