労使課題をスッキリ解決するために(労使間ギャップ解消支援)
労使課題をスッキリ解決するために(労使間ギャップ解消支援)


こんにちは、岸本です。

 

私は普段、中小企業の社長を中心に

経営全般についてのご相談を受けていますが、

ある日、飛び込みでこんな相談を受けました。

 

それは、

 

労使の課題をもっとスッキリ解決したい…

 

というものです。

 

詳しく話を聞いていくと、

 

・やる気のない社員

 

・何を考えているか分からない社員

 

・指導や注意をしたい社員

 

・退職を引き止めたい社員

 

など、実に様々な社員を抱えている

とのことでした。

 

社長としては、

何とかして手を打っていきたいし、

手を打っていかないとまずいと感じてはいるが

 

「どう対応すればいいか分からない…」

 

「下手に対応するとトラブルになるのでは…」

 

と不安やストレスが増すばかりで

一向に解決に向けて動き出せていない

というのがお悩みでした。

 

■スッキリ解決するとは?

 

そこで私からひとつ尋ねてみました。

 

「社長の言う『スッキリ解決』とは、

 どういう状態ですか?

 全て社長の思う通りに社員が行動してくれる

 様になることですか?」

 

そうすると、社長はしばらく考えられた後、

 

「全て思い通りになるとは思っていません。

 強制的に思い通りにさせるということも

 あまりしたいとは思いません。

 何と言うか

 こちらの考えや意向をちゃんと伝えたい

 そんな風にいつも思っています…。」

 

と言われました。

 

そこで、

 

「つまり、社長の思い通りになっていない

 という事実以前に、

 そもそも意向をちゃんと伝えられない

 ということに悩まれている、

 ということでしょうか?」

 

と尋ねると、

 

「あ、そうかもしれません。

 伝えたいことがあっても

 誤解されるのが恐くて言えない、

 それが一番の悩みだと今気づきました」

 

とのことです。

 

つまり、社長は

社員に伝えたいことがあっても、

 

・関係が悪化したらどうしよう…

 

・訴えられたら大変だ…

 

・嫌われたらイヤだな…

 

など誤解されるのが恐くて言い出せず、

それが不安やストレスになっていたんです。

 

■労使課題の解決に向けて

 

さらに社長との話は続きます。

 

「それでは、労使の課題を

 スッキリ解決する(誤解されず意向を伝える)

 ために社長ができることは何かありますか?」

 

すると社長は、

 

「違った解釈をされてしまわない様に

 誤解を防ぐ伝え方を身につける

 ことでしょうか」

 

さらに私から

 

「誤解を防ぐ伝え方として

 どんなことが考えられますか?」

 

社長の回答は、

 

「例えば、伝えたいテーマごとに、

 最初に目的をはっきりと伝えた上で、

 相手にわかる様な言葉で内容を伝える。

 方法も、口頭や書面などいくつか

 考えられますね。

 後は、解釈が分かれそうなところは

 事前に検討しておいて、

 特に注意して意思疎通を図る様にする。

 こうしたことを実際に伝える前に、

 一度自分で整理しておく…

 できることはたくさんありますね(苦笑)」

 

社長にとって

労使の課題をスッキリ解決するために

すべきことは、我慢することではなく、

 

伝えたいテーマごとに

目的と内容、方法、誤った解釈をされる可能性

を整理するといった、

 

『誤解を防ぐために

 伝えたいことを事前に深掘りすること』

 

だったんです。

 

■『労使課題解決コーチング』とは

 

ただ、やることは分かっても、

 

・時間や余裕がなかったり

 そもそも自分の判断に自信が持てなかったりで

 伝えたいことがうまく整理できない

 

・経験や専門知識が不足していたり

 社員の思いを想像することができず

 他の解釈が考えられない

 

など伝えたいことの深掘りができないとなると、

労使課題をスッキリ解決することができません。

 

また「社長の思い」「社員の思考」「法律」など

角度の異なる視点からの検証は

なかなか社長一人では難しいとの声も。

 

そこで、

こうした社長のお困りごとを解消するために、

 

私のこれまでの

 

・一般社員、管理職、経営者、

 それぞれの立場における経験

 

・社労士としての法律知識や解決ノウハウ

 

・コーチングのスキル

 

をフル活用することで、

思考を深める質問と着眼点の提示を通じて

社長の伝えたいことを整理してもらいながら、

労使課題解決の本質へと深掘りしていく

 

『労使課題解決コーチング』

 

という独自の労使課題解決に向けたサポートを

開始しました。

 

■表面的な課題と本質的な課題は異なる

 

実際にサポートを受けていただいた方の中には、

 

「アルバイトを正社員にしようとしていたが、

 課題解決に必要なことは

 目標管理制度の導入だった」

 

「社員の給与上げようとしていたが、

 本当にやるべきことは

 会社の理念の明確化だった」

 

など、コーチングを受ける前後で

やるべきことが大きく変化した

という事例が多数あります。

 

それだけ課題の本質は見えにくいものです。

 

ぜひ、表面的な課題の対応で終わることなく

質問による深掘りと着眼点の提示を通じて

労使課題の本質へアプローチする

 

「労使課題解決コーチング(初回無料)」

 

をお試しください。

 

みなさんの労使課題の解決や

漠然とした不安の解消に繋がり、

もっと本業に専念できる環境が手にはいる、

きっとそのきっかけになるはずです。




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近代中小企業
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