作成日:2020/10/15
主体性を育てるコツ
「スタッフをもっと経営に巻き込みたい!」
と経営者が願っている一方、
スタッフの方はと言うと
「別に経営になんて興味はない…」
と思っているかもしれません。
経営者は、
スタッフに主体的に働いてもらう
メリットを知っています。
しかし、スタッフは
自分が主体的に働くメリットを
知っているでしょうか?
・サービスの質が向上する
・職場に活気が出る
・売上が上がる
これらは、経営者のメリットにすぎません。
(本来はスタッフのメリットにもなり得ますが…)
また、
「主体的に働いた方が楽しいよ!」
「主体的に働いた方が充実するよ!」
といくら話しても、
スタッフを説得するための
経営者の都合のいい考えだと
受け取られてしまう可能性があります。
そこで、
スタッフに主体的に働いてもらうために、
・スタッフ研修をしたり
・評価制度を導入したり
あの手この手の方法が思い浮かびます。
ただ、いくらこれらの手法を取り入れても、
『スタッフが主体的に働くことで
スタッフにどんな良いことがあるのか?』
が伝わらなければ効果は限定的です。
逆に、整った研修や評価制度がなくても、
『スタッフ個々の主体的な頑張りが、
スタッフ自身にどう報酬として返ってくるのか?』
が具体的にイメージできる企業は
自然と主体的なスタッフが育っていきます。
ここでいう報酬とは、
昇給・昇格・賞与といった
金銭的なものだけに限りません。
成長、挑戦、時間、やりがいなども報酬になり得ます。
みなさんも、
「熱意をもって主体的に取り組む
憧れの先輩に少しでも近づいていく感覚」
を自分の報酬として、
主体的に動いた経験があるのではないでしょうか。
そう考えると、
『主体的に働くことで
自分が楽しくなり、充実する!』
ということをまず自ら示していくことが、
スタッフの主体性を高めるきっかけに
なるかもしれませんね。
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