作成日:2020/10/07
スタッフの“疑問”が“不満”に変わる時
スタッフの職場に対する不満は、
あらゆる場面で発生する可能性があります。
採用面接、日常業務、人事評価、社内イベント…
例えば、
・採用面接の時
⇒ 何でこんなこと言われなきゃいけないの?
・日常業務をしている時
⇒ 今やっている仕事って意味あるのかな?
・人事評価の面談の時
⇒ 何でこんな評価になるの?
・社内イベントを開催する時
⇒ イベントの時間って給与はもらえるのかな?
など、個々の発生場面はいくらでも想定できます。
しかし、この時点ではまだ、
“疑問”の段階であり、
“不満”にはなりきっていません。
実際にスタッフが不満になるのは、
「何でこんなこと言われなきゃいけないの?」
「今やっている仕事って意味あるのかな?」
「何でこんな評価になるの?」
「イベントの時間って給与はもらえるのかな?」
という疑問に長い間答えずに
放置している場合です。
放置されたスタッフの”疑問”は、
いつの間にか、又は、ある日突然、
「面接でこんなこと聞かれるのはおかしい!」
「毎日こんな仕事していても意味がない!」
「この評価はちゃんと見てくれていない証拠だ!」
「社内イベントで給与が出ないなんておかしい!」
という”不満”に変わってしまう可能性があります。
そうならない様に、例えば、
・面接できわどい質問をする際は
なぜその質問をするのかを伝える
・スタッフが担当する業務が
自社の商品や事業にどう影響しているか
を定期的に教育する
・評価の基準を明確にして公表し
面接の頻度も増やす
・社内イベントの参加基準(強制?任意?)と
給与の関係を共有する
など、できることはたくさんあります。
「スタッフが“不満”を抱く前に、”疑問”の段階で解消する」
手間がかかる事の様に思えますが、
不満を持たれてしまってから解消するよりも、
時間的にも精神的にも負担は少なくなります。
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