作成日:2020/11/25
経営理念の必要性
みなさんは経営理念と聞くと
どんなことを思い浮かべるでしょうか?
例えば、
・社長室のデスクの後ろに飾ってあるもの
・会社案内の表紙に書かれているもの
・年始に社長が読み上げるもの
といったことが思い浮かぶかもしれませんね。
「うちに経営理念なんてあったっけ?」
というような方もおられるかもしれません。
しかし、経営理念は
明確になっているかいないかだけで
どんな事業にも備わっています。
事業を立ち上げる際には、
創業者の事業にかける思い
があったはずです。
そして、
思いを実現するためのプラン
があったはずです。
さらに、
その思いやプランを実現していくために
心がけていたことや、大切にしていたことが
あったと思います。
でも、そうした思いやプランなどが
事業の開始から年月が経ち、
事業のトップが変わりといったことを
繰り返しているうちに、
少しずつ日常の繁忙や業務に押され
薄れてきてしまっただけなのです。
経営理念が明確でないと、
社内的にも社会的にも
事業の内容や目的が分かりづらくなり
応援されにくいものになってしまいます。
逆に、
経営理念が明確で、かつ浸透していると
サービスを利用する顧客や利用者に、
自社がどんな事業をやっているのか
を認識してもらいやすくなります。
また従業員にとっては、
何のためにこの会社や職場で
働いているのか
ということを意識しやすくなります。
それなのに、
年に数回全体会議の中で
「我が社の経営理念は〜」
といった話がある程度で、
普段ほとんど意識する機会がなければ
これは非常にもったいないことです。
ただ、一言に経営理念と言っても
どのように明確にしていけばいいのか
何をすればいいのかが分からない方も
おられると思います。
そこで、経営理念を考える際には
まず基本の3つを押さえましょう。
それは、
ミッション、ビジョン、ポリシー
の3つです。
この3つを明確にすることで
自分たちの事業の軸がはっきりとします。
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