作成日:2020/11/11
問題とは?課題とは?
正しく課題を設定するために、
そもそも課題とは何かについて
考えてみましょう。
課題とは何でしょうか?
どんな時にあなたは、
課題があると認識しますか?
「課題」と混同しがちなものとして、
「問題」がありますが、両者は異なるものです。
まず、問題とは、
現状と理想の間にあるネガティブなギャップ
のことであり、
課題とは、
問題を解消するために自らやると決めた
ポジティブなアクション
のことです。
そこで、
正しく課題を設定するための前提として
正しく問題を把握することが必要になりますが、
問題は現状と理想の間にあるギャップであるため、
現在の状態と理想の状態を明らかにすることで
問題が浮き彫りになってきます。
この際、現状や理想が不明確であれば
問題も漠然としたものになってしまうので
注意が必要です。
そして問題が明らかになったら、
その問題を解決するために何をすべきかを
考えていきますが、 この
「問題を解決するために
やると決めた具体的なアクション」
が課題です。
ですので、繰り返しになりますが、
正しく課題を設定するためには、
正しく問題を把握する必要があります。
さらに、正しく問題を把握するためには、
現状と理想を正しく描き出す必要があります。
実は課題設定の最大のポイントは、
現状の正確な把握と理想の鮮明な描写を
することにあるのです。
ですので、課題設定の場面では、
現状に蓋をしたり
理想に遠慮したり
することをやめ、現状や理想は
問題の把握や解決をするために必要な
アクションを明確にするための材料である
と考えていきましょう。
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