作成日:2020/11/18
コーチングの実践
実際のコーチングは、主に、
1.空気づくり
2.気づきを与える質問
3.行動計画と確認方法の決定
4.振り返り
の順で行うと実践しやすくなります。
<1.空気づくりについて>
まずは、悩みや迷いを抱えるクライアントが
安心して本音で話せる様に、ルールの共有や
環境づくりをします。
<2.気づきを与える質問について>
クライアントが抱える悩みや迷いについて、
様々なスキルを活用しながら、
テーマを決めて現状や理想を整理したり
視野が広がる様な質問を投げかけていきます。
<3.行動計画と確認方法の決定について>
本人が課題解決に繋がる気づきを得られたら
具体的な行動の意思の確認や手順を決定し、
行動の実践を確認する時期・方法を決めます。
<4.振り返りについて>
実際に行動ができたかどうか、
行動が課題解決にどの様な影響があったか
などを一緒に振り返ります。
必要に応じて上記の4ステップを繰り返しながら
クライアントの課題解決や目標達成を
支援していきます。
また、コーチングでよく使う個別のスキルとしては、
「傾聴」「質問」「反映」などがあります。
「傾聴」は、
自分自身・相手・相手を含む全方位などに
意識の方向を変えたり集中したりしながら、
より注意深く、共感的に話を聴くスキルであり、
コーチは特に相手や相手を含む全方位
(空気感など)に意識を集中させて話を聴くことで、
クライアントを安心させます。
「質問」は、
相手からより多くのものを引き出すことを目的として、
大小様々な問や、時には無言の沈黙を通じて
クライアントの頭の中にあるものを整理したり、
漠然としているものを具体化したりして、
クライアントが新たな視点や意欲を持てる様な
きっかけを与えます。
質問の際は、「あなたは〜」という様に
できるだけクライアントを主語にすることで、
主体性を根付かせることも大切なポイントです。
「反映」は、
クライアントについて見えている情報を
鏡の様にそのまま伝えるスキルで、
クライアント自身も気づいていない感情や
潜在意識に気づく手助けとなります。
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