作成日:2020/11/03
職場の問題解決のポイント
職場の問題の多くは、研修や人事制度などの
「制度や管理の強化」だけでは解決できません。
なぜなら、
職場の問題においては、解決の過程のどこかで
必ず“従業員の感情”が関係してくるからです。
たとえ導入する研修や人事制度について、
・どんなに有名な講師に依頼しても
・どんなに高額な費用を払っても
・どんなに他社で効果があったと聞いても
自分の職場の従業員の感情がマイナスのまま
別の方向を向いていれば効果は期待できません。
それどころか、一方的な制度の導入は、
従業員の不満や反発を招くことも少なくありません。
だからこそ、従業員の感情をプラスに変えて
問題解決に向けて同じ方向を向かせる様な
“従業員の内面や関係性への働きかけ”が
必要かつ重要になります。
裏を返せば、
“制度や管理の強化”というハード面
“内面や関係性の考慮”というソフト面
の両面から対策を練ることで、
解決できる問題は各段に増えます。
さらに従業員の内面を理解し関係性が良くなると
あれこれと口うるさく指示を出さなくても、
情報や技術は、従業員間で信頼のもとに共有され
求心力や士気は、共通の目標を目指して高まる
など、従業員同士の自発的かつ主体的な
コミュニケーションを通じて、
事業運営に欠かせない様々な要素が
適切なバランスでコントロールされる様に
なっていきます。
その結果、
・守りの面としては、リスクや問題の早期発見
・攻めの面としては、アイデアの主体的創造
などを継続することが可能になり、
「もう無理だ…と思っていた問題の解決」
「考えるだけ怖いと怯えていた未知の問題の対応」
「いつかは!と思い描いていた楽しく働ける環境」
など、これまであきらめかけていた
問題の解決や目標の達成を実現していく
強い組織の土台が出来上がっていきます。
こうした組織の土台を作っていくための入口が、
普段、放置しがちな
“従業員の感情”
に着目し、
“内面や関係性への適切な働きかけ”
に取り組むと決意することなのです。
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